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開発合宿前日なので、Reactをやりたかったが、これは二人でやりながらやったほうがいいなと思い、互いに知識の足りていないUE・UIについての本を読むことにした。以前から気になっていた『ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザイン』を読んだ。これがまた大変素晴らしい本だった。UEとUIの明確な違いをそれぞれの歴史的背景を踏まえつつ、現代風の実践やきちんとしたリファレンスをつけながらそれぞれ紹介されている。基本的にWebメインだったが、自分たちが作ろうとしているアプリケーションにいくらでも応用できる話が多く、本当に参考になった。
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開発合宿前に、ウェブ周りの基礎知識をさらいたいと思っていて、渋川よしき『Real World HTTP』を一読。ほんとうに素晴らしい本だった。自分のようなウェブ素人(そもそもプログラミングもまともにできやしないが)にとって、これこそ必要な本だった。つまり、ヘッダーに書いてあるごにょごにょした情報には、どういう歴史があり、いまなぜこの形になり、そして何を保証して、いかに動作するのかを一挙に把握することができる。
一般的に、本書で概括されている内容は、ブログやドキュメントを読んでも全体が統一された風景として見えてこない。ところが、この著作はそんな風景が見える丘まで読者を導く。一読した読者は、丘の上で夜陰の雲の形にまどわされず星の動きをキャッチアップし続けることができるはずだ。透き通った読書体験だった。